FXでテクニカルチャート分析の勉強を始めると必ず目にする「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」という言葉。
この2つは有名な売買タイミングのサインとして知られています。
有名であるということはそれなりに有効なサインだということです。
FXのトレードは自分の勘だけでは勝てません。
初めは勝てたとしても長続きはしません。
テクニカルチャートを複数用いて「自分の勝ちパターン」を見つけることで勝てるようになります。
まずはゴールデンクロスとデッドクロスのおさらいから。
ゴールデンクロス
短期移動平均線(赤紫色)が長期移動平均線(緑色)を下から上に突き抜けたときが「買いのサイン」と言われています。
チャートを見ると上昇トレンドが発生した後にゴールデンクロスが起こっています。
ここで「買い」の注文を入れれば利益を得ることができると考えられます。
デッドクロス
ゴールデンクロスとは逆で、短期移動平均線(赤紫色)が長期移動平均線(緑色)を上から下に突き抜けたときが「売りのサイン」と言われています。
短期移動平均線を25、長期移動平均線を75で表示していますが、数値を変えることで感度が変わります。
自分でいろいろ試してみて有効な数値を見つけることも大事な作業の一つです。
2本の移動平均線を見るだけなので、わかりやすいシグナルです。
しかしこのゴールデンクロス、デッドクロスには「だまし」があります。
だまし
ゴールデンクロスを信じてトレードしたのに、エントリーしたとたんに相場が下がった。
「だまされた」と思うでしょう。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか。
ゴールデンクロスやデッドクロスは比較的信頼性の高いシグナルです。
このため多くのトレーダーがシグナルに従い注文を入れます。
ゴールデンクロスが発生する前、デッドクロスが発生したときに「売り」でエントリーしたトレーダーたちがいます。
このトレーダーたちは次のゴールデンクロス発生時に「決済」することが多々あります。
大量に決済(売り)の注文が入ることで通貨の価値が下がります。
ゴールデンクロス時の「注文」と「決済」を比較して「決済」の取引量のほうが多かった場合、「だまし」の現象が起こります。
ゴールデンクロスが発生したからといってすぐにエントリーするのではなく値動きを注意深く見ることが重要です。
どうすれば「だまし」を回避できるのでしょうか。
「だまし」を完全に回避することはできませんが、減らすことは可能です。
「クロス」だけを見ていてはいけません。
ゴールデンクロスの場合は長期移動平均線が上昇中のときに発生したら「買い」と判断します。
デッドクロスの場合は逆に、長期移動平均線が下降中のときに発生したら「売り」と判断します。
シグナルは減りますが「だまし」は大幅に軽減されます。
そして、FXで勝つための条件にFX業者選びがあります。
FX業者選び一つで「勝ち」は「負け」に変わります。
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