FXトレーダーの皆さん、こんにちは。
8月に入りましたが、夏の相場はいかがお過ごしでしょうか?
夏と言えば、海や花火、ビールなど楽しいイベントが盛りだくさんですが、FXにとっても8月はチャンスの季節です。
なぜなら、8月は世界中の主要国で夏休みシーズンに入り、市場参加者が減少することで流動性が低下し、値動きが大きくなる傾向にあるからです。
特に、欧州や米国では8月中旬から下旬にかけて休暇を取る人が多く、その影響で為替相場に大きな変動が起こることがあります。
例えば、2019年8月には、米中貿易戦争や英国のEU離脱問題などの地政学リスクが高まり、ドル円やユーロ円などの主要通貨ペアが急激に値下がりしました。
また、2020年8月には、新型コロナウイルス感染拡大による経済危機や米国大統領選挙への不安から、金やビットコインなどの安全資産が急騰しました。
このように、8月はFXで大きな利益を狙えるチャンス月なのです。
しかし、チャンスだけではありません。
流動性が低下することでスプレッドが拡大したり、突発的なニュースやイベントによって急激な値動きが発生したりする可能性もあります。
そのため、8月のFXでは注意深くトレードする必要があります。
そこで今回は、8月のFXで勝つための3つのポイントをご紹介します。
ポイント1:トレンドを見極める
8月は流動性が低下することで値動きが大きくなる傾向にあるため、トレンドを見極めることが重要です。
トレンドとは、相場が一定方向に動く傾向を指します。
トレンドに乗ってトレードすれば、利益を最大化することができます。
しかし、トレンドを見極めるためには、以下の3つの要素を把握する必要があります。
- トレンドの方向:上昇トレンドか下降トレンドか横ばいトレンドか
- トレンドの強さ:強いトレンドか弱いトレンドか
- トレンドの段階:始まりか途中か終わりか
これらの要素を判断するためには、テクニカル分析やファンダメンタル分析を活用することが有効です。
テクニカル分析とは、過去の値動きやチャートパターンから相場の動向を予測する分析方法です。
ファンダメンタル分析とは、経済指標や政治・社会的な要因から相場の動向を予測する分析方法です。
テクニカル分析では、移動平均線やトレンドライン、MACDなどの指標を使ってトレンドの方向や強さを判断できます。
ファンダメンタル分析では、金利やインフレ、雇用などの経済指標や、中央銀行の金融政策や政治的なリスクなどの要因を考慮してトレンドの方向や強さを判断できます。
また、トレンドの段階を判断するためには、エリオット波動理論やダウ理論などの理論を参考にすることができます。
これらの理論では、トレンドは一定の波動やサイクルに従って動くと考えられており、その波動やサイクルを把握することでトレンドの始まりや終わりを予測できます。
ポイント2:リスク管理を徹底する
8月は流動性が低下することで値動きが大きくなる傾向にあるため、リスク管理を徹底することが重要です。
リスク管理とは、相場の変動によって発生する損失を最小限に抑えることを指します。
リスク管理を行うためには、以下の3つの要素を考慮する必要があります。
- ポジションサイズ:一度に取引する通貨量
- ストップロス:損切りする値段
- リスクリワード比:狙う利益と許容する損失の比率
これらの要素を決めるためには、自分の資金量やトレードスタイル、相場環境などを考慮する必要があります。
一般的には、ポジションサイズは資金量の1〜5%程度に抑えることが推奨されます。
ストップロスは、チャート上のサポートやレジスタンスなどの重要なポイントに設定することが有効です。
リスクリワード比は、少なくとも1:2以上に設定することが望ましいです。
これらの要素を適切に設定すれば、相場の変動によって大きな損失を被ることを防ぐことができます。
ポイント3:情報収集を怠らない
8月は流動性が低下することで値動きが大きくなる傾向にあるため、情報収集を怠らないことが重要です。
情報収集とは、相場に影響を与えるニュースやイベントに常に注意を払うことを指します。
情報収集を行うためには、以下の3つの方法が有効です。
- 経済カレンダー:経済指標や政治・社会的なイベントの発表日時や予想値・実績値などを確認できるツール
- ニュースサイト:市場関連の最新ニュースや解説記事などを閲覧できるサイト
- SNS:トレーダーやアナリストなどの市場関係者の意見や情報を共有できるソーシャルメディア
これらの方法を利用すれば、相場に影響を与えるニュースやイベントに素早く対応できます。
特に、8月は突発的なニュースやイベントが発生する可能性が高いため、常にアンテナを張っておくことが重要です。
例えば、2021年8月には、以下のようなニュースやイベントが注目されます。
- 新型コロナウイルス感染拡大の状況:デルタ株の影響で世界各国で感染者数が増加しており、ワクチン接種やロックダウンなどの対策が相場に影響を与える可能性があります。
- 米国のインフレと金融政策:米国ではインフレ率が高水準に達しており、FRBの利上げや量的緩和の縮小などの金融政策の変化が相場に影響を与える可能性があります。
- 中国の経済と規制強化:中国では経済成長が減速しており、ITや教育などの分野に対する規制強化が相場に影響を与える可能性があります。
- 英国のEU離脱後の関係:英国はEUから離脱した後も、北アイルランド問題や貿易協定などでEUとの関係が緊張しており、相場に影響を与える可能性があります。
- 日本の政治とオリンピック:日本では菅首相の支持率が低下しており、自民党総裁選や衆院選などの政治イベントが相場に影響を与える可能性があります。また、オリンピックは経済や感染拡大にどのような影響を与えるかも注目されます。
以上が8月のFXで勝つための3つのポイントです。
8月はFXのチャンス月ですが、同時にリスクも高まります。
そのため、トレンドを見極める、リスク管理を徹底する、情報収集を怠らないという3つのポイントを念頭に置いてトレードすることが重要です。
8月のFXで大きな利益を狙いましょう!
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