重要経済指標発表直後に相場を大きく動かすのは誰か?

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相場の大きな変換点となりうる「重要経済指標発表」は誰もが注目しているイベントの一つだと思います。

他にも、FOMCの議事要旨ECB総裁発言や定例記者会見なども注目されています。

重要指標発表直後に相場が大きく動くことが多々あります。

本当に一瞬のうちに相場が激しく動くため対応するのが大変です。

多くのトレーダーはトレードを控え状況が落ち着くまで様子を見ます。

ここで一つ疑問が生じます。

相場を大きく動かしているのは一体、誰なのでしょうか?

相場を大きく動かすためにはとても大きな資金が必要です。

2016年の外国為替相場では1日あたりの取引量は約500兆円でした。

この巨大なマーケットを動かすことは容易なことではありません。

価格を動かせるトレーダーの筆頭に挙げられるのが各国の中央銀行です。

中央銀行が為替介入をする際に使用する資金は数兆円規模になります。

各国の市場介入があると急激な為替変動が起こるので速報などで「為替介入」があったであろうというニュースが流れます。

しかしこれは「重要指標発表時」ではありません。

「重要指標発表時」に為替を変動させるトレーダーは別にいます。

それはヘッジファンドの超高速取引です。

ヘッジファンドとは機関投資家や富裕層などから私的に資金を集めいろいろな手法を用いて運用するファンドのことをいいます。

このヘッジファンドの中には人工知能(AI)を駆使して超高速取引(HFT)を行っている業者が複数存在します。

AIを駆使したHTFは、大量のデータを高速で分析しミリ秒(1000分の1秒)単位で自動で売買を行います。

1秒にも満たない一瞬の時間で大量の注文が繰り返されるため、一瞬で相場が大きく変動するのです。

個人トレーダーが重要経済指標の結果を確認する数秒のうちにHTFはすでの大量の売買注文を行っています。

個人トレーダーは動き出した相場を確認してからの注文となり2歩も3歩遅れた注文となります。

この個人トレーダーたちの遅れた注文はヘッジファンドたちの標的となります。

動き出した相場での個人トレーダーの行動を予測し罠を仕掛けます。

例えば上昇トレンドに乗り個人トレーダーが「買い」で注文を入れるころ、ヘッジファンドたちは大量の「売り」の注文を入れます。

上昇トレンドなのに「買い」で注文を入れた矢先に相場が下がる。

その原因はヘッジファンドたちの大量の「売りの注文」によるものです。

個人トレーダーは損切り、またはロスカットにより「決済」します。

多くのトレーダーが決済することにより、さらに相場が下がります。

ここでヘッジファンドたちは決済し利益を確定します。

FXでは相場を動かせるトレーダーが勝ちます。

あなたが勝つためには多くの個人トレーダーが行うトレードの逆のトレードを行うことです。

ヘッジファンドたちの罠にかからないために。

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