米雇用統計を狙ったハイレバレッジ+ゼロカット必勝法の嘘

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指標発表後に大きな値動きになりやすい「米雇用統計」を狙ったトレードの必勝法という記事を見かけました。

使用するFX業者は海外FX業者のXM

最大レバレッジ888倍ゼロカットシステムが特徴の日本人にも大人気のFX業者です。

毎月第一週の金曜日の夜に米雇用統計が発表されます。

指標発表直前に10万通貨で注文を入れます。

米雇用統計発表後に100pips動くことも多いという。

100pipsまで動かなくても50pips動けば利益は5万円になる。

自分の予想が当たれば5万円の利益、負ければ5万円の損失?

いいえ、ゼロカットのおかげで損失はFX口座に入金した金額のみとなります。

10万通貨で取り引きするためには、15,000円ほど入金しなくてはなりません。

つまり損失は入金額の15,000円までということになります。

米雇用統計でのトレードの勝率を3割以上にすれば利益になるという。

一見、このトレード法は間違っていないと思ってしまう。

しかし、米雇用統計後の相場って素直に一方方向に動きますか?

私の記憶ではレートが上下に激しく動いたあとに方向性が決まります。

この激しい上下の動きによりロスカットされるケースが多々起こるのです。

ゼロカットを強調していますが、ゼロカットが発動するほどの異常事態はそうそう起こりません。

大抵の場合ではロスカットに引っかかり強制決済されます。

XMのロスカットレベルは20%です。

日本のFX業者の多くが100%なのでXMの20%は魅力的ではあります。

15,000円の20%=証拠金が3,000円以下になるとロスカットが執行されるということになります。

つまりは12,000円の含み損が出たところでロスカット執行です。

計算ではたったの12pipsの逆行でロスカットされます。

さらに、相場の動きが激しくなるとスプレッドが広がります。

XMの通常のスプレッドは2pipsですが相場の動きが激しくなるともっと広がります。

つまり10pips未満の値動きでもロスカットレベルに引っかかってしまうということです。

自分の予想が当たっていたのにもかかわらず、初動のレートの揺れだけで「損失」になってしまうのです。

重要指標発表を狙ったトレードはギャンブルトレードです。

FXはギャンブルではありません。

ギャンブル感覚でトレードして仮に勝ててもそれは「まぐれ」であって長続きしません。

そしてFXには「必勝法」というものは存在しません。

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