テクニカル分析で勝てるのか?
多くの個人トレーダーはFXで勝つためにテクニカル分析を行っています。
テクニカル分析からわかる、いろいろな売買のサインがありますが、テクニカル分析から得られた売買のサインに従ったトレードで勝ててますか?
売買のサイン通りにトレードしても勝てないことのほうが多いのではありませんか?
FXの世界には「狩る側」と「狩られる側」のトレーダーがいます。
個人投資家の多くは「狩られる側」で、機関投資家が「狩る側」と言われています。
「狩る側」と「狩られる側」、どこに違いがあるのでしょうか。
機関投資家たちは比較的長い時間軸でトレードを行います。
ファンダメンタル重視のトレード手法を用います。
ファンダメンタルとは国や企業などの経済状態などを表す指標のことで「経済の基礎的条件」と訳されます。
余計に何のことかわからなくなりましたが、経済成長率や物価上昇率や財政収支などの財務状況をもとに分析するのがファンダメンタル分析です。
ファンダメンタルはすぐに市場価格に影響するものではありませんので中長期の取り引きを行うトレーダー向けです。
個人投資家たちは比較的短い時間軸でトレードを行います。
テクニカル指標重視のトレード手法を用いる人が多いです。
テクニカル分析とは過去の値動きをチャートに表してトレンドやパターンなどを把握し今後の為替の動向を予想するものです。
為替の値動きは過去の値動きと同じようなパターンで推移することが多いのでテクニカル分析が有効であると考えられています。
「テクニカルチャート」と言っても種類はとても多く、人によって使うテクニカルチャートはバラバラです。
使用しているテクニカルチャートはバラバラでも、値動きの基になるデータは同じなのでテクニカル分析は違えど売買の判断は同じタイミングになりやすいです。
個人投資家たちから見てわかりやすいブレイクポイントは機関投資家たちから見ても当然わかりやすいです。
個人投資家たちが注文を入れるタイミングは機関投資家にバレバレなのです。
ブレイクポイントで多くの個人投資家が注文を入れるこのタイミングは機関投資家たちの「格好の稼ぎ場所(狩り場)」となります。
機関投資家たちは個人投資家たちを狙っています。
個人投資家たちが投入した資金を狙っているのです。
注文を入れたタイミングで予想とは逆方向にレートが動き出し損失が発生、仕方なく「損切り」を行った。
そんな経験はありませんか?
機関投資家たちはその莫大な資金力を活用し一時的に為替レートを自分たちの都合のいい方向へ操作することができます。
個人投資家たちが注文を入れるタイミングで逆方向の注文を行い、強制的に為替レートを操作します。
予想が外れた個人投資家たちの「損切り」でさらに値が動き機関投資家たちが儲かるというシナリオです。
機関投資家たちが決済することで為替レートは元の水準近くまで戻ります。
「もう少し待っていれば為替レートは元に戻ったのに」
そうではありません、機関投資家たちの思惑通りに動いてしまった結果なのです。
大衆と同じ「テクニカル分析で売買を決める」ということは大衆の中の一人、狩られる側にいるということです。
活用しよう、XMのトレーダーダッシュボード
FXでトレードしている人ならば一度は海外FX業者でのトレードを検討したことがあると思います。
レバレッジ規制のない海外FX業者を利用したトレードは少ない資金からでも大きな利益が期待できます。
海外FX業者の中で一番人気があり多くのトレーダーが成功しているXM。
最大レバレッジ1000倍とゼロカットは最強の組み合わせです。
XMで長年トレードを続けているトレーダーが多いということはXMで結果が出ている証拠です。
そんなXMのホームページのトップ画面の下のほうに「XMTRADINGトレーダーダッシュボード」という横棒グラフのようなものが表示されています。
これは世界中のXMでトレードしているトレーダーの保有ポジションを表したものです。
このボードを見れば通貨ペアごとに「買い」が優勢か「売り」が優勢かまたは売り買いが拮抗しているかがわかります。
一番上の「EUR/USD」の場合、「売り」のポジションが優勢だとわかります。
15分ごと更新され、表示されているのは1時間前のデータです。
XMのトレーダーダッシュボードとチャートを組み合わせて分析することをおススメします。
上記のチャートは5分足のものです。
「売り」の注文が増え価格が下がったことがわかります。
個人投資家の多くは「ここまで下がったのだからそろそろ上がるだろう」と予想し「買い」で注文を入れてきます。
このような場面では個人投資家たちは買いたくなります。
「ここで買いの注文だ!」と思うとき、他の多くの個人投資家も同じことを考えている可能性が高いです。
個人投資家たちの注文が集まる場所は機関投資家たちに狙われます。
多くの場合は個人投資家たちの「買い」の注文が集まるのに為替は上がらず拮抗し、拮抗の後に価格は下がります。
機関投資家たちに狙われていることを忘れてはいけません。
「狩る側」の注文のタイミングを考えることで「今が買い」が「今が売り」に変わるのです。
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