「勝率が高い」は魅力的に聞こえるけれど騙されるな。FXで重要なのはペイオフレシオを1以上にすることだ。

FXで成功するためにはペイオフレシオを1以上にしなければなりません。

ペイオフレシオとは損益率のことです。

計算式は「平均利益÷平均損失」です。

 

例えば過去の成績が次の結果だったとします。

勝ち 20pips

負け 25pips

負け 15pips

勝ち 15pips

勝ち 10pips

勝ちの平均は(20pips+15pips+10pips)÷3=15pips

負けの平均は(25pips+15pips)÷2=20pips

15pips÷20pips=0.75

ペイオフレシオが1以下なのでトレードを続ければ続けるほど損失が大きくなります。

5回中3回の勝ちなので勝率は60%ですが損失になる計算です。

 

FXの情報商材などで目にすることありませんか?

驚異の勝率90%!

FXではいくら勝率が高くても損失になる可能性があるのです。

その「勝率90%」の裏には何かあるはずです。

例えば勝率を上げるために放置された多数の含み損の存在とか。

どんなに多くの含み損が残っていたとしても決済しなければ勝率にカウントされません。

 

どうすればペイオフレシオを1以上にできるのか

FXでは「損切りが重要」と言われます。

多くのトレーダーは損切りができずに失敗します。

なぜ損切りが出来ないのでしょうか?

それはルールを決めていないからです。

為替レートが上がるか下がるかを予想し注文を入れますが、そのときに利益確定ラインと損切りラインを決めていますか?

30pips上がったら利益確定をする。

15pips下がったら損切りを行うなど。

為替レートは波のように上がっては下がり、下がっては上がるを繰り返しています。

そのため含み損が発生していても「そのうちに戻ってくる」と考え損切りを見送ってしまうトレーダーが多いです。

その結果、含み損はさらに膨らみ大きな損失にしてしまうのです。

利益確定をするpipsと損切りするpipsを決め実行すればあとは勝率次第でペイオフレシオが1以上か1以下かが決まります。

勝率が低いためにペイオフレシオが1以下になってしまうのならばトレード手法を見直す必要があるかもしれません。

逆に勝率が高いのにペイオフレシオが1以下ならば損切りが遅いか利食いが早いかです。

いわゆる「コツコツドカン」です。

FXトレードの失敗パターンです。

 

EA(自動売買プログラム)を設定するときなどバックテストを行うときはペイオフレシオも確認してください。

少なくとも結果が1以上でなければトレードすればするほど損失は膨らみます。

 

FXで成功するためにはルールを決め確実に実行することです。

どんなに手法が優れていても自分で決めたルールを守れないトレーダーは失敗します。

利用するFX業者も結果を左右します。

試してみてほしいFX業者はXMです。

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