なぜFXで勝てないのか?
それはあなたが多くの個人トレーダーと同じような取り引きをしてしまう「大衆」だからです。
あなたはどのタイミングで注文を入れていますか?
テクニカルチャートなどを見て注文のシグナルなどに従って、「このタイミングだ」と思い注文を入れる。
しかし多くの場合、注文を入れた途端に為替レートが自分の思惑と反対に動く。
耐え切れなくなって損切り、またはロスカット。
為替というものは多くのトレーダーが注文を入れた直後にレートが逆に動くものです。
なぜこのような現象が起こるのか。
プロのトレーダーは大衆をカモにしています。
まず、あなたが考える「ここで注文を入れる」というタイミングを見つけて下さい。
ここで注文を入れるのが「大衆」です。
みんな同じようなことを考え、注文を入れるタイミングも同じようなタイミングになります。
多くの注文が入るので「買い」であったのならば価格は上昇するはずです。
しかし価格は上昇しません。
それどころか下降してきます。
なぜ?
答えは簡単、「売り」の注文のほうが「買い」の注文より多いからです。
多くのトレーダーが「買い」と思い注文を入れれば価格は上昇するはずなのに価格が下がるということはそれ以上の金額の「売り」の注文が入っているということ。
みんなが「買い」だと思っているタイミングで「売り」の注文を入れられるメンタルの強さがあれば現在のトレード戦績はいい結果を出していることでしょう。
トレーダーの数的優位は「大衆」にありますが、プロのトレーダーたちは資金力が圧倒的に違います。
多くの資金を動かし、自分の都合のいい方向へ為替を動かすことができるのです。
大衆は為替が注文と逆に動いたため「損切り」を行います。
大量の「売り」が入ることになります。
これによりさらに値が下がります。
値が下がったところでプロのトレーダーたちは決済を行い莫大な利益を手にします。
あなたが考えるのは「大衆」が注文するタイミングと「プロ」が動き出すタイミングです。
「大衆の心理」を考えてトレードすることで「9割の負け組」から「1割の勝ち組」に入れるでしょう。
大衆の心理でよくあるのが、
「ここまで下がったのだから上がるだろう」
9割の大衆トレーダーはそう考え買いの注文を入れます。
プロトレーダーたちはここで大量の売りの注文を入れさらにレートを下げるのです。
FXでなぜ勝てないのか。
それは大衆と同じトレードをしているから。
客観的な目を養うことが重要不可欠なのです。
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