安全大会でのあいさつを考える際に重要にしたいスローガン。スローガンを絡めたウンチクがいいかも。

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安全大会とは

建設業界では定番の「安全大会

ほかの業種で働く人には聞き慣れない言葉です。

毎年、7月1日~7日までの期間が全国安全週間となっています。

この全国安全週間の前に各企業で安全大会という催しを行います。

ホテルやホールを借りて協力会社を集めます。

安全大会のあいさつ、過去一年間の安全実績の報告、優良協力業者の表彰、講演会などを行います。

全国安全週間は中央労働災害防止協会で行っているキャンペーンです。

昭和3年から続いていて歴史があります。

工事現場

安全大会では大会スローガンを発表します

全国安全週間としてのスローガンを毎年発表しますが、各企業でもスローガンを作り掲げています。

同じスローガンにならないように過去のスローガンを確認しておきましょう。

最近10年間のスローガンは以下のとおりです。

 

第86回(平成25年度) 「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」

第87回(平成26年度) 「みんなでつなぎ 高まる意識 達成しようゼロ災害」

第88回(平成27年度) 「危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場」

第89回(平成28年度)「見えますか? あなたのまわりの 見えない危険 みんなで見つける 安全管理」

第90回(平成29年度)「組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」

第91回(平成30年度)「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」

第92回(令和元年度)「新たな時代に PDCA みんなで築こう ゼロ災職場」

第93回(令和2年度)「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」

第94回(令和3年度)「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」

第95回(令和4年度)「安全は 急がず焦らず怠らず」

 

PDGAとは「計画(Plan)-実施(Do)-評価(Check)-改善(Act)」の頭文字を並べたものです。

過去のスローガンを振り返ることはいいことです。

安全に対する気持ちを一層引き締める意味で。

 

考えるのが大変な安全大会でのあいさつ

建設業界では安全大会のあいさつは企業の基本理念にも繋がるものになるため重要なものになります。

職場に於ける人命尊重を優先する考え方を労働福祉と言います。

労働福祉に基づいた言葉を使用するとよいでしょう。

 

本日はお忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございます。

これより○○株式会社の安全大会を開催することをここに宣言させていただきます。

工事期間中は常に安全第一を考え作業を遂行しましょう。

一人ひとりが常に安全を確保するように努め現場全体が安全な環境となることを心がけましょう。

 

今年のスローガンに因んだ話しをしましょう。

自分がいいなと思った言葉を用いてみましょう。

 

人という生き物は「知らないことを知りたがる」という習性があるのだそうです。

皆さんはすでに何が危険で何が安全かを知っていると思います。

知っている情報を聞かされても興味は湧かないでしょう。

しかしただ知っているだけではいけません。

知っていることを実行することが大切です。

 

7月1日は国民安全の日です。

7月1日からの1週間を安全週間としています。

なぜ7月なのでしょうか?

7月は12月に次いで事故の多い月です。

12月は年末で忙しいこともあり慌ただしさから事故につながりやすく傾向にあります。

7月はこれから暑くなるので体調を壊す人が多くなり体調不良が原因で事故が発生しやすくなる傾向にあります。

スローガンで事故防止のきっかけになることを祈って。


 

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