XMでトレードするのは金(Gold)?それともプラチナ(PLAT)やパラジウム(PALL)?

XMはFXでトレードするだけではもったいないです。

レアメタルと呼ばれる金銀プラチナのトレードも行えます。

よりも希少性の高いプラチナ、そのプラチナよりも希少性の高いパラジウム

銀もそうですがプラチナとパラジウムは工業用としての需要が高いため景気に影響されやすい金属です。

世界の景気の動向を見極めながらトレードし、トレードすることで利益を得られるレアメタル。

為替通貨の取り引きであるFXと並行して、またはレアメタル狙い撃ちでトレードしているトレーダーが多くなりました。

それだけトレード対象としても魅力があるのがレアメタルなのです。

そんなレアメタルの中でもあまりメジャーとは言えないプラチナとパラジウムについてその特徴などを調べてみました。

メジャーではないレアメタルの特徴を知ってもトレードの参考になるかどうかまではわかりませんが・・・・。

 

パラジウム(PALL)

パラジウムは希少価値の高いレアメタルで埋蔵量が金よりも圧倒的に少ないと言われています。

パラジウムの産出量は年間約200トンです。

金の産出量は年間約3,000トンなのでパラジウムの埋蔵量の少なさがわかります。

産出地がロシアと南アフリカの2国のみと少なくさらに希少価値を高くしています。

 

パラジウムの主な使用用途

パラジウムの使用用途として最も多く用いられているのが自動車の排ガスに含まれている有害な化学物質の浄化を手助けする「自動車排ガス媒体」です。

SDGs(持続可能な開発目標)の一つに排ガス規制があります。

自動車から出る排ガスは地球温暖化や大気汚染の原因となるため世界中で自動車排ガス規制が実施されています。

そのため自動車産業におけるパラジウムの消費は今後も増え続けると考えられ市場価値も高まると考えられます。

 

パラジウムは銀歯用の合金としても用いられています。

ただし12%金銀パラジウム合金を銀歯用の合金として認めているのは日本だけです。

銀歯用としてのパラジウムの使用は今後減少していくものと考えられます。

 

ジュエリーの素材としてもパラジウムは使用されています。

プラチナと似ていて高度はプラチナよりも高いためプラチナの強度を高めるために割金として用いられます。

ほかにはホワイトゴールド、シルバーの割金としても用いられます。

 

パラジウム市場は高騰を続けていましたが「コロナショック」により急落しました。

その後徐々に価格が上昇してきましたが世界的な半導体不足により需要の急落が起こり再び急落しています。

今後、世界中の景気の回復に伴いパラジウムの需要も回復し価格も上昇していくものと考えられます。

 

今ではプラチナ、金よりも価格が高いパラジウム。

その価値はどこまで上がるのでしょうか?

 

プラチナ(PLAT)

プラチナは白金とも呼ばれています。

結婚指輪や婚約指輪として使われています。

プラチナの天然の白い輝きが純潔、純粋を表す花嫁の白に繋がり変色せず永遠の輝きを保つことから

ブライダルリングに最適ということで選ばれているといいます。

 

安全資産として投資すつ人が増えている金やプラチナ。

金よりも希少性の高いプラチナは金と同等程度の価格で取り引きされていました。

景気が悪くなると安全資産である金やプラチナの需要が高まり価格が上がる。

そう考えられていたプラチナですが状況は一変しました。

 

プラチナの価格は急落しています。

以前は金と同等またはそれ以上の価格で取り引きされていましたが現在は金の半値以下まで急落しました。

同じレアメタルである金とプラチナなのにどうしてこのような差が生まれてしまったのでしょうか?

 

プラチナの価格が急落した原因はコロナショックによる影響です。

プラチナは自動車向けの需要が高く、コロナショックにより景気が低迷、世界中の自動車の生産が大幅に落ち込んだことでプラチナの需要も落ち込み価格の急落を招きました。

 

プラチナの今後の価格についてはあまり見通しは良くないようです。

プラチナはパラジウムと同じように自動車の触媒として需要がります。

プラチナはディーゼル車の触媒として、パラジウムはガソリン車の触媒として使用されています。

2015年にヨーロッパで発覚したディーゼル車の排ガス不正処理事件によりディーゼル車の需要が低迷しガソリン車の需要が高まりました。

この事件の影響は大きく、プラチナの価格は下がり、パラジウムの価格は上がりました。

今後、ディーゼル車の需要はますます下がることが予想されますのでプラチナの需要も下がり価格に大きく影響されると思われます。

XMならば金(GOLD)もFXみたいに取り引きできる。魅力は値動きがFXの2倍近くもあるということ。

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