高齢者に多い病気ランキング(死に直結する病気と死に直結しない病気と増えてきている病気)

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高齢者(60代以降)の死因ランキング

1位ガン

2位心疾患

3位脳血管疾患

 

日本人の死因の1位はガン(30%)、2位は心疾患(16%)、3位は脳血管疾患(11.5%)です。

この3つが死因の半分以上を占めています。

日本人の三大死因」と呼ばれています。

 

高齢者の死因ランキングと日本人の死因ランキングは同じということがわかります。

ただし90歳以上になりますと死因ランキングの1位は心疾患になります。

2位は肺炎、3位は老衰になりガンは3位以下になります。

高齢期のガンは進行が遅いためガンで亡くなる前に他の病気等で亡くなってしまうようです。

90歳未満の高齢者の場合は死因の1位がガンですが性別によってガンの種類が違います。

男性の場合は肺がん、大腸がん、前立腺がんが多く、女性の場合は子宮がん、乳がん、卵巣がんといった女性特有のガンが多いです。

 

三大死因のガン、心疾患、脳血管疾患の危険因子となるのが糖尿病や高血圧といった生活習慣病です。

生活習慣病とは、糖尿病、脳卒中、心臓病、高血圧、肥満などのことを指します。

飲酒や喫煙、食生活や運動など、生活習慣を改善することで発症リスクを下げることができます。

 

高齢者に多い病気ランキング

1位認知症

2位脳梗塞

3位肺炎

4位骨粗しょう症

 

病気といってもいろいろありますので死に直結しない病気も多数あります。

 

高齢者に多い病気の1位は認知症です。

認知症は老化による物忘れ(ボケ)とは違います。

脳に起こる病気です。

認知症には2種類あり、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症があります。

 

2位の脳梗塞は高血圧や糖尿病の人に起こりやすい病気です。

血中コレステロール値が高い人もなりやすい病気です。

高齢者になるほど血圧は高くなる傾向にあります。

脳梗塞の原因には脳血栓症と脳閉栓症があります。

脳血栓症は脳の動脈硬化が進み血管が閉塞し脳梗塞になります。

脳閉塞症は心臓などに形成された凝血塊の一部が剥がれて中大脳動脈などに流れて血管を閉塞して起こります。

 

3位の肺炎は高齢者の死因ランキングの4位です。

高齢者の肺炎の原因は異物を誤って飲み込むことによるものが多いです。

口の中の食べ物の残りかすや唾液、痰などが息を吸ったときに間違って気管に入り肺炎を起こします。

肺炎を防ぐため口の中はいつも清潔にしましょう。

食後は身体を起こしたままにしましょう。

 

4位の骨粗しょう症は骨の密度が減り骨がスカスカになり、もろくなる病気です。

そのため簡単に骨折してしまいます。

骨粗しょう症の治療法は食事療法と運動療法、そして薬物療法です。

カルシウムを十分に取り、適度な運動が必要です。

 

高齢者に増えている病気ランキング

1位アルツハイマー病

2位急性すい炎

3位シェーグレン症候群

4位アトピー性皮膚炎

5位下肢静脈瘤

6位裂肛及び痔ろうなど

7位睡眠障害

8位糖尿病

9位前立腺がん

10位慢性腎不全

 

高齢者になると病気になる確率が高くなります。

上記のランキングは最近になって高齢者に増えてきている病気です。

 

3位のシェーグレン症候群とは自己免疫疾患の一つです。

症状としてドライアイ、ドライマウスが挙げられます。

 

7位の睡眠障害にはいくつかの種類があります。

不眠症、過眠症、概日リズム睡眠障害、睡眠呼吸障害などです。

 

介護が必要になった原因ランキング

1位認知症

2位脳卒中

3位高齢による老衰

4位骨折

5位関節疾患

6位心疾患

7位呼吸器疾患

病気になって周りの人が大変になる要介護状態。

病気になると本人も大変ですが周りの家族も大変になります。

 

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