FXのトレードで注文を入れた直後に相場が自分の予想とは逆に動きトレードに失敗する。
ときどき起こるのであれば「自分のトレードが間違っていたのだろう」と思えるのですが、それが毎回ことごとく逆に動くのであれば対処法はあります。
自分が「ここだ」思ったタイミングで予想とは逆の注文を入れればいいのです。
例えば「買い」で注文を入れるところを逆の「売り」で注文を入れれば為替レートはいつも通りにあなたの予想とは逆の方向に動き、結果、利益となります。
自分が予想する値動きの逆の注文を入れるのですから注文するのは勇気が要ります。
自分の考えと逆の注文を入れる行為は正しい行為です。
なぜ逆の注文を入れることが正しいのでしょうか？
私たち個人トレーダーはそれぞれテクニカル分析やファンダメンタル分析などを行いエントリーポイントを見つけトレードしています。
あなたが見つけて注文を入れるエントリーポイントは他の多くの個人トレーダーたちもエントリーポイントと考えるでしょう。
分析に使用するテクニカルやファンダメンタルが違っても分析している為替チャートは同じなので分析で見つかるエントリーポイントは似てしまうのです。
みんなと同じならば私は間違ってないじゃん。
みんな（個人トレーダーたち）と同じであることが問題なのです。
なぜ自分が注文を入れた直後に逆に動くのか？
そう思うのはあなただけではありません。
多くの個人トレーダーたちも同じです。
多くの注文が入れば為替レートは予想と同じ方向に動くハズなのに。
多くの注文が入っているのに為替レートは逆に動く。
それはつまり多くの個人トレーダーたちが入れた注文よりも大きな「逆のポジション」の注文が入ったということです。
為替レートが逆に動きだしたことにより個人トレーダーたちは損切りを行います。
損切り、つまり逆の方向の注文で決済を行うことで為替レートはさらに逆の方向に動きます。
「逆のポジション」を取った側は含み益となりタイミングを見計らって決済します。
多くの個人トレーダーたちが入れた注文量の総量よりも大きな注文量で為替を動かしすことができる存在、それはヘッジファンドたちです。
巨大な資金力で為替レートを一時的に自分の都合のいい方向へ動かすことができるのです。
そうです、個人トレーダーたちはヘッジファンドたちの標的にされているのです。
有名なエントリーポイントなどは特に注意が必要です。
多くの個人トレーダーたちが同じような注文を同じようなタイミングで入れるのですから。
自分の考えとは逆の注文を入れるのは勇気がいりますが一度試してみては如何ですか？
ナンピンを試してみる
自分の考えとは逆の注文を入れることができないのであれば「ナンピン」を試してみては如何でしょうか。
FXのトレードにおける「ナンピン」とは含み損が発生しているポジションに対してさらに同じポジションを追加する手法です。
ポジション追加後、さらに逆方向に為替レートが動いてしまったらさらに同じポジションを追加します。
「損切り」するどころかポジションを追加することにどんな意味があるのでしょうか？
例えば1ドル＝140円のときに為替レートが上がると予想し「買い」で1ロット注文を入れたとします。
しかし為替レートは1ドル＝139円に下がりました。
損切りは行わず「買い」で1ロット追加注文しました。
さらに為替レートは下がり1ドル＝138円に下がりました。
今回も損切りは行わず「買い」で1ロット追加注文しました。
これにより平均所得単価が下がります。
（140円+139円+138円）÷3＝139円なので平均所得単価は139円になります。
このあとに為替レートが反転し1ドル＝139円以上になれば含み益になります。
さらに1ドル=140円まで戻れば大きな利益となります。
損切りしていればマイナス、ナンピンせずに塩漬けしていればプラスマイナス0だったポジションが、ナンピンすることにより大きな利益になるのです。
ヘッジファンドたちが操作した為替レートの場合、その多くは元の為替レートに戻ります。
そのためナンピンで利益を上げやすいのです。
ナンピンが失敗するのは為替レートが元の為替レートまで戻ってこない場合です。
そのためトレードは「順張り」で行うことが望ましいです。
「逆張り」の場合はナンピンを行っても為替レートが戻ってこない可能性が高いからです。
ナンピンを行うためには資金も必要です。
含み損をかかえながらさらにポジションを追加するのですから証拠金維持率に余裕を持たせる必要があるためです。
あとは実戦で試してみる
まずは少ない資金で実験的にナンピンを実戦してみるのが早いかと思います。
FX会社のXMならば極少額でリアルトレードができます。
デモトレードで試してみてもいいのですが、やはりバーチャルトレードとリアルトレードとでは結果が違ってきます。
少額でも実際に本物のお金を動かしてトレードしたほうが得られるものは大きいです。
バーチャル体験は実体験には敵わないと思います。
まずは極少額でナンピンを試してみましょう。
XMのMicro口座が使いやすいと思います。
MT4の口座ならば極少額でトレードできます。
1ロットは1,000通貨、取り引きの最小ロットは0.01ロットです。
例えば、1ドル＝149円とした場合、1,000通貨は、1,000通貨×149円＝149,000円です。
最小で0.01ロットから取り引きできるので、149,000円÷0.01ロット＝最小取引金額1,490円になります。
「1,490円から取り引きできるならナンピンでトレードする資金も用意しやすいよね」
XMは海外のFX会社なのでハイレバレッジでのトレードが可能です。
XMの最大レバレッジは1,000倍です。
最小取引金額の1,490円はレバレッジを利かせていない金額です。
レバレッジ1,000倍でトレードする場合、1,490円÷1,000＝1.49円になります。
あなたが用意する資金は0.01ロットあたり1.49円です。
必要証拠金が1.49円と極少額でも為替レートが1円動けば利益は10円になります。
（0.01ロット＝1,490円が1,500円または1,480円になるので差額の10円が利益となる）
さらにXMで新規に口座を開設すると口座開設ボーナスとして取り引きに使える13,000円が入金不要で口座に反映されます。
13,000円もあればFXのトレードを十分に試せると思います。
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