FXトレードで利益を得るために情報収集をしているのに知らないワードをそのまま聞き流していることはありませんか?
あなたはこれまで「オプション」というワードを聞き流してきていませんか?
FX関連のニュースなどで頻繁に出てくる「オプション」というワード。
FXに関係するワードの意味がわからないままトレードしてませんか?
意味をちゃんと理解することでこれまでとは違ったエントリーができるようになるでしょう。
オプションとは取り引き方法の一つ
オプション取り引きでは、ある価格に達すると権利が発生したり消滅したりする取り引きを行います。
ちょっと意味がわかりませんよね。
例えば、「◯月◯日までに1ドル=110円を付けなければ1ドル=105円で購入できる」という感じです。
「1ドル=105円で購入できる権利」を買うのです。
期日までに1ドル=110円に達しませんでした。
現在の価格は1ドル=109円だとします。
通常の取り引きでは1ドル=109円で購入しなければなりません。
オプション取り引きの場合では1ドル=105円で購入できます。
ポジションを持った瞬間に利益確定です。
市場価格は109円なのに105円で購入したのですから。
すぐに決済を行って利益を得られるのです。
もしもオプション取り引きで設定価格を突破してしまった場合、権利を購入するために使用した金額(プレミアムという)が損失になります。
オプションバリア攻防戦
オプションバリアのことを「OPバリア」と表す場合もあります。
オプション取り引きで設定されている価格の直前では攻防戦が繰り広げられます。
オプションで権利を持つ側は設定価格にならないように防御のための注文を大量に出します。
価格を突破されないようにバリアを張るのです。
このバリアのことを「オプションバリア」と呼びます。
逆にオプションを持たない側は設定価格を突破しようと攻めの注文を入れます。
激しい攻防戦が繰り広げられます。
チャートを見ると、キリのいい数字の少し手前でレートがジグザグに動いていることでしょう。
このオプションバリアの攻防を利用したトレードは予想がしやすいので「トレードチャンス」です。
設定値の近くまで上昇するが手前で下降する。
これを繰り返す傾向にあります。
設定値付近で「ショート」でエントリー。
逆指値は設定値+20pipsあたりに入れておきましょう。
価格が下がったところで決済。
また設定値付近まで上昇。
再度、「ショート」でエントリー。
これを繰り返すのです。
NYオプションカット
NYオプションカットのことをカットオフタイムとも呼ばれています。
NYオプションカットは通貨オプションの権利行使の最終的な締切時間のことをいいます。
時間は日本時間で24時です。
(ただしサマータイム時は23時)
NYオプションカットの時間帯では設定された価格に近づく傾向があります。
つまり夜中の12時くらいは取り引きが活発に行われているので為替の変動が激しいということです。
多くの場合、オプションで設定してある価格はキリのいい数字です。
110円ちょうどなど。
オプションの設定がされていると予想する価格の手前でトレードすることで勝率は格段に上がることでしょう。
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