最近の運動会は春に行うか秋に行うか学区によって違います。
一時期、春に行う運動会が増えましたが最近は秋に行う運動会が復活しつつあると感じています。
「運動の秋」といいますから私は運動会は秋のほうが好きです。
因みに自分の住んでいる学区は秋に運動会を行います。
どちらにしても過ごしやすい季節ですので運動するのには適していると思いますが。
小学校のPTA会長の挨拶は子供たちのモチベーションを下げないようにあまり長話にならないように心がけます。
入学式や卒業式のようなお堅い行事ではありませんので挨拶は柔らかめで問題ありません。
運動会のPTA会長の挨拶は開会式ですか?
それとも閉会式ですか?
開会式と閉会式とでは話す内容が大きく変わってきます。
開会式でのPTA会長の挨拶
一番初めに「天候の話し」を持ってくるのが定番です。
PTA会長の挨拶が何番目になるのかは重要です。
順番が早ければ「定型文」で問題ないでしょう。
もしも挨拶の順番が後半ならば話す内容に少し「ひねり」を加える必要も出てくるでしょう。
天気は「晴れ」が一番いいのでしょうが天気は選ぶことができません。
さすがに雨が降っていたら運動会は中止または延期になるでしょうが、曇りまたは小雨ならば運動会は決行します。
「何とか雨も降らずに良かったですね」
「曇り」だったらここはサラッと済ませてしまいましょう。
朝はまだ脳が完全には目覚めていないという子どももいるでしょう。
大きな声で挨拶をして脳を起こしてあげましょう。
運動会の練習を頑張ってきた子どもたちへエールを送りましょう。
閉会式でのPTA会長の挨拶
今日1日、運動会をがんばったことを褒めましょう。
運動会の競技で印象に残ったものを挙げて感想を話すのもいいでしょう。
最近の小学校では徒競走などの競技で順位を付けないところもあります。
それどころか総合得点も表示されません。
得点が出たほうが運動会は盛り上がると思うのですが。
「今日の運動会の出来事を家に帰ったら家族みんなで話しましょう。」
よく聞くフレーズですよね。
「保護者の皆さんはお子さんのことをたくさん褒めてあげて下さい。」
このフレーズもよく聞きます。
「今日の運動会であったことを家族と話す」という行為はとても大切なコミュニケーションの時間だと考えます。
親が学校に行くことは滅多にありません。
運動会の話しでなくてもいいんです。
「自分が小学生のころの運動会はこんな感じだった」みたいな内容でもいいんです。
子どもとコミュニケーションを取る時間を設けることが大切なのです。
普段、子どもとのコミュニケーションはちゃんと取れていますか?
子どもを褒めていますか?
運動会を通して子どもとのコミュニケーション不足を解消できればいいのですが。
PTA会長の挨拶に限らず、定型文は入れておくのが無難です。
「来賓の皆様、保護者の皆様、地域の方々、お忙しい中、運動会のために集まっていただきありがとうございます」
PTA会長に「ありがとうございます」を言われるのは少し違うと思う人もいるかもしれませんが定型文なのでスルーしてくれる人のほうが圧倒的に多いでしょう。
実際にどのくらいの割合の人がPTA会長の挨拶を聞いてくれているかわかりません。
児童も保護者も「いつもの挨拶」程度にしか思っていないでしょう。
無難な内容にして挨拶を早々に済ませる傾向にあると思います。
PTA会長の自分ばかりが緊張して挨拶をするものの児童にとっては「長い挨拶の一部」に過ぎないのかもしれません。
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