新車が買えるほどの金銭的な余裕はないが、今の車がもうじき壊れる予兆があるため(18年間乗ってる)買い替えを検討。
中古車でミニバンを買うことにしました。
家族みんなで出かけるには室内が広いミニバンがいいという結論に至って。
しかしミニバンはどれも値段がお高い。
5年落ちくらいの中古車で探すことにしました。
しかし5年落ちでもミニバンの値段は高い。
ミニバンの中でも販売台数が多いセレナが比較的中古車価格が安い。
買うなら現行モデル(C27系)のセレナと決め中古車を探す日々。
探し出すと細かな装備の有無が気になる。
家族の要望は後ろの席でテレビが見たいので後席モニター付き。
私の希望は大きな車の運転が不安なのでアラウンドビューモニター付き。
同じセレナでもグレードなどで付いている装備に違いがあり、「どうせ買うなら付いていてほしい」と思う装備が調べれば調べるほど増えていきました。
セレナのグレードで一番上が「G」らしく、装備のほとんどが標準装備になっているようでした。
それならばグレードGの中古車で探そうということになりました。
その後ようやく予算内に収まるセレナ「ハイウェイスター グレードG」が見つかり購入に至りました。
あれだけこだわった装備や機能たち。
実際にセレナを運転してみて本当に使う機能や装備だったのか改めて考えてみたいと思いました。
アラウンドビューモニター
大きな車を車庫入れするときなどバックモニターだけでは不安なのでアラウンドビューモニターは必須だと感じアラウンドビューモニター付きを選びました。
実際に使用してみるととても便利。
上から見たような映像が表示されるので駐車場の白線の位置が確認しやすく駐車スペースにきれいに駐車することが容易になりました。
また、ソナーが付いているので障害物などに近づくと画面表示と警告音で注意してくれます。
障害物までの距離を段階的に緑色→黄色→赤色で表示してくれるのでわかりやすく安心です。
(例えばバックしていて右の後ろの障害物に近づき一定の距離になると緑色で表示+警告音、距離が近くなると黄色に変わり、さらに近づくと赤色に変わります)
車の近くに人が通る場合にも警告してくれます。
一つ不満なのは表示されるのが前方の7インチのインフォメーションを表示するところであること。
運転席からだと少し遠く感じる位置にあり7インチだと少し小さく感じ見にくい印象。
9インチのナビゲーションのモニターがあるのだから9インチの画面に表示できればいいのに。
後期モデルはナビゲーション画面にも表示できるようになっているらしい。
きっとセレナを購入した人はみんな同じことを感じていて、メーカーが改善したのでしょう。
9インチのナビゲーションのモニターにアラウンドビューを表示させたい私はネットで調べ「ハーネス」を取り付けることで叶うことを知りました。
ネットでハーネスを購入し馴染みの自動車屋に取り付けを依頼、無事9インチのナビゲーションモニターでアラウンドビューが映るようになりました。
でも何故か前方の7インチの画面に目が行ってしまう。
目に入りやすいのは前方の7インチのモニターということか?
またナビゲーションモニターは状況によって外の光が反射して見にくいことが多々ある。
実際のところ見やすいのは前方の7インチモニターのほうだったりする。
プロパイロット
プロパイロットは中古車ではけっこう付いていないセレナが多く、「もしかしたらあまり使われない機能なのかもしれない」と思った機能でした。
高速道路や自動車専用道路での使用を想定しているとのことですが一般道でも使用できます。
ただ「ハンドル支援」は一般道ではなかなかONになりません。
バイパスなどだと反応します。
前に走っている車の速度に合わせて加速減速をセレナが自動で行ってくれるという便利な機能。
高速道路などでは使える機能かもしれませんが、一般道の場合、事故の元になる危険性があると感じました。
自分の車の前に先行車がいる場合は付いていくのでいいのですが、前の車が交差点を曲がるなどして自分の車の前が開けると設定した速度まで加速します。
しかし目の前の信号が赤ならば止まらなくてはなりません。
もうじき信号が赤に変わるようなタイミングでもプロパイロットは設定速度になるために加速します。
その結果、加速後すぐに自分の操作で少し強めのブレーキを踏まなければならなくなるのです。
一般道を運転するだけならばプロパイロットは使わないほうが気持ち的にも楽だと感じました。
ただ一般道でも渋滞にはまったときにはプロパイロットのおかげで運転が楽だと感じました。
プロパイロットはたぶん、今後使わなくなるだろうと感じる機能でした。
それに自分で運転したほうが燃費はよくなると思います。
インテリジェンスバックミラー
バックミラーがカメラ映像になったもの。
車の後ろに付いているカメラの映像が映し出されるので後ろの席にたくさんの荷物を積んでいても後方を確認できるというミラーというかモニター。
簡単な切り替えで普通のミラーにもなります。
新しいもの好きな私は付いていてほしい装備でした。
実際に使用してみるとまだ慣れていないからか見にくい。
目がミラー越しに遠くを見ようとピントを合わせようとするがモニターの映像の場合はミラーの場合とピント合わせが違うらしく焦点が合わなくなります。
映像を見る場合は目のピントを近くを見る感じに合わせなければならないみたいです。
これは文章で説明してもうまく伝わらないかもしれません。
遠くを見ようとしたけれど実際は近くを見なければならないという話しなんですが・・・・。
今も使用していますが実際のところ普通のミラーのほうが見やすいので無理に付ける装備ではありませんでした。
インテリジェンスミラーだと外の光が反射して見にくいことがあります。
モニターの映像とミラーの両方が映るような状況になることもあります。
インテリジェンスミラー、いいんだけどおススメはできない。
後席モニター
セレナの純正後席モニターは11インチであることを最初に確認しました。
ステップワゴンの場合、純正後席モニターは9インチなんです。
中古車を探していると後席モニターは純正品が付いている場合がとても多い。
ステップワゴンの後席モニターが11インチの中古車はなかなか見つかりませんでした。
そのため中古車探しはセレナに絞られたという経緯があります。
実際の話し、後席モニターは自分が観ることなんてほとんどありません。
家族のための大きめ後席モニター。
子供たちが観やすいと喜んでいるから11インチにこだわって正解だったかな?
ちなみに純正でなければ13インチとかもっと大きな後席モニターもありますが11インチあれば十分だと思いました。
自動駐車システム
C27系の前期にのみ付いている自動駐車システム(パーキングアシスト)。
駐車したいスペースのそばに一旦止まり車庫入れか縦列駐車かを選択するとハンドル操作を車が行ってくれるという未来を感じさせる機能。
アクセル操作は運転手が行うんだけど。
機能としては面白い。
一度は実際に試してみたくなる機能。
でも実際には使えない。
広い駐車場とかならば比較的上手に駐車してくれる。
切り返しが必要なくらいの狭い駐車場では使えない。
ショッピングモールなどの立体駐車場とかでは怖くて使えない。
もしかしたら自動駐車システムの癖を理解すれば使えるようになるのかもしれない。
でも自分で駐車したほうが早い。
一旦停止することでさえ時間ロスなのに駐車する動きも遅いので待っている他の車がいたら遅くてイライラさせてしまうかもしれない。
または私の運転が下手だから遅いと思われてしまうかもしれない。
車庫入れなどの駐車はアラウンドビューモニターがあればそれで充分だと感じました。
誰も使わないから後期モデルは自動駐車システム付けなかったんだろうなあと思いました。
思い付いた機能はそんなところです。
初めてのスマートキー、鍵はポケットに入れたまま、ブレーキを踏みながらボタンを押すことでエンジンの入り切りが行えることに感動。
家に帰ってきて鍵をズボンのポケットに入れたままにしてしまうことが続発中。
いつかポケットに鍵をいれたまま洗濯してしまうだろう。
あの鍵は水に濡れても問題はないのだろうか?
あと燃費は悪い。
動きがもっさりしているから車体が重いんだろうなあとは思いましたがもう少し燃費がんばってほしかったなあ。
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