高金利通貨である「トルコリラ」はスワップポイント狙いのトレーダーに人気があります。
「トルコリラ/円」の場合、「買い」でポジションを持った状態で日をまたげば毎日スワップポイントが付きます。
スワップポイントが目的の場合、買うときはなるべく価格が下がったところで買いたいもの。
その「なるべく安いとき」が「今」なのかもしれません。
トルコリラ/円は2014年12月からずっと下がっています。
2014年12月のとき1トルコリラ=53円台だったものが、2018年4月には25円台まで下がりました。
スワップポイント狙いで運用しているトレーダーには「我慢のとき」が続いています。
ついに最安値を更新しました。
トレーダーが知りたいのは「ここが底なのか?」でしょう。
FXというものは予想するのがとても難しい。
今が「底」だと思ってもまだ下がるかもしれない。
しかし、「25円」という数字は大きな節目になると思うので「抵抗」は激しいと思われますが、多くの予想は裏切られるもの。
長い下降トレンドが継続中なので「今はまだ買えない」というところでしょうか。
目指すところは「底値で買ってゆうゆうスワポ生活」です。
スワップポイント狙いのトレードの場合、裁量トレード以上に使用するFX業者選びが重要になってきます。
スワップポイントはFXの会社ごとに違うため、できるだけスワップポイントが高くつく会社を選びたいもの。
あと、スワップポイントの引き出しが可能かどうかもチェックしなければなりません。
スワップポイントを引き出せる会社と引き出せない会社があります。
「引き出せない」というのは、ポジションを決済しないで保有している場合に発生し累積しているスワップポイントはポジションが決済されるまでは引き出せないということです。
決済が行われれば引き出すことができるようになります。
できれば保有ポジションはそのままで貯まったスワップポイントだけを引き出せるほうがいいです。
例えば毎月、貯まったスワップポイントを銀行口座に移動できれば生活費の「足し」にできますし。
※2018年8月現在、トルコリラ/円が急激に値下がりしました。
一時期、16円まで値下がりしたので耐え切れずロスカットされたトレーダーも多くいたと思われます。
実際のところ、スワップポイント目当てでトルコリラのポジションを大量に保有しているのは日本人くらいだと言われています。
目先のスワップポイントの高さに踊らされリスクの高い取り引きを行ってしまっているのです。
それでも「ここが底値だ」と考えるトレーダーは多いと思います。
「底値」と考える根拠はありますか?
「値ごろ感」から「底値」と考えるのならば、そのトレードは「ギャンブル」と同じです。
FXは「ギャンブルトレード」では一時は運良く勝てたとしても長続きはしません。
海外のFX業者の多くはスワップポイントについてはあまり重要視していません。
海外のトレーダーはデイトレなどの短期トレードを好んで行います。
長期トレードはあまり人気がないようです。
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