FXレバレッジ10倍規制による影響

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2010年8月、最大レバレッジが50倍に規制される。

2011年8月、最大レバレッジが25倍に規制される。

2018年、最大レバレッジが10倍に規制される可能性。

大きな関心ごとになっているレバレッジ規制ですが、今のところ正式発表ではありません。

すでにFX業界では激しい反対運動が起きています。

「意見交換をしている段階」ということは「レバレッジ10倍規制」に動き出していることは事実なので近い将来、レバレッジは最大で10倍に規制されることでしょう。

レバレッジが10倍に規制されるとどのような影響が出るのでしょうか?

まず第一に考えられるのがFXトレーダーの減少です。

2011年の最大レバレッジ50倍規制の時も多くのトレーダーがFXを止めました。

最大レバレッジが10倍に規制されることで多くのトレーダーがFXを止めることでしょう。

または日本の金融庁の管轄外である「海外のFX業者」に乗り換えることも考えられます。

海外FX業者大手のXMの場合、最大レバレッジは888倍です。

新規参加者の減少も考えられます。

レバレッジ規制によりトレードするための必要証拠金が増えます。

レバレッジ25倍から10倍になると現状より2.5倍増えます。

例えば、ドル/円が110円の場合、1万通貨の取り引きに必要な証拠金は、レバレッジ25倍では4.4万円、レバレッジ10倍では11万円になります。

少額からトレードしたいと考えている人の参入を拒むこととなります。

新規参加者の減少はFXトレーダーの減少につながり、FX業者の収益減につながります。

トレードスタイルでは「スキャルピング」を行っているトレーダーの影響が大きいです。

短い時間に売買を行い、1回あたりの利益は数pips、トレードを何回も繰り返し利益を積み重ねていきます。

大きくレバレッジを利かせることで大きな利益を生むことが可能ですが、レバレッジが低くなることにより収益性が低下します。

レバレッジ規制は短期トレードに大きな打撃を与えます。

リピート系の自動売買を行うトレーダーへの影響も大きいです。

現在稼働している自動売買が仕掛けている全ての注文の証拠金が2.5倍に上がるためFX口座の資金が圧迫されます。

ロスカットレベルを維持するためには現在の資金を2.5倍に増やす必要があります。

FXは他の金融商品(他の先物取引、個別株、仮想通貨など)と比べ値動きが穏やかだと言われています。

動きが穏やかなFXだからこそレバレッジをかけたトレードが有効なのです。

追記。

2018年、結局レバレッジ10倍の規制は見送られました。

FX業者の反発も大きかったと思います。

現在の最大レバレッジ25倍でも海外のFX業者と比べたら大きな差があるのに10倍に規制されたら今以上にトレーダーが海外FX業者に流れてしまったでしょう。

過去2回行われたレバレッジ規制で多くのトレーダーがレバレッジ規制のない海外FX業者に乗り換えました。

もしも今回もレバレッジ規制が行われたら同じように多くのトレーダーが海外のFX業者に乗り換えるだろうと容易に想像できます。

トレーダーが海外に流れてしまうのであればレバレッジ規制を強化する意味がなくなってしまいます。

FXでトレードする理由はお金を稼ぎたいから、ほかの理由があるとは思えません。

大きく稼ぎたいのに大きくは稼げなくなったFXに誰が興味を持つというのでしょうか?

仮想通貨バブルでみんなが仮想通貨に飛び付いたのを見てきて、大きく稼げる可能性のあるほうへトレーダーは流れていくものだと実感させられました。

仮想通貨の熱が冷めた今、FXに戻ってくる気になれないのはまだ仮想通貨に期待しているということなのだろうか?

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