仮想通貨をマイニングする。
マイニング・・・・採掘することで仮想通貨を増やすことができる。
自分でマイニングすれば仮想通貨は自分のものになる。
仮想通貨は実態のない通貨。
マイニングも仮想のマイニングになる。
実際に行われるのはパソコンを使ってデジタルでの取引を承認するための複雑な計算を解くことでマイニングされる。
マイニングには非常に高性能なパソコンが必要でGPU(グラフィックボード)の処理能力が高いものほど効率よくマイニングできる。
個人でのマイニングも可能だが大手企業が仮想通貨のマイニング事業に参入しているため個人でのマイニングはコストパフォーマンスが悪い。
仮想通貨のマイニングはパソコンが常に高速で計算処理を行っているため膨大な電力を消費している。
電力を消費しているということは地球の資源を消費しているということになる。
実態のない仮想通貨に地球の有限な資源が消費されているのだ。
世界中の仮想通貨マイニングの74%が中国で行われている。
その中国政府が仮想通貨のマイニングの全面禁止を検討している。
もしも中国で仮想通貨のマイニングが禁止されればその流れは世界中に広がるだろう。
「電気の無駄遣い」の認識が広がれば「マイニングは悪」の流れとなる。
結果、仮想通貨自体が衰退する可能性もある。
仮想通貨の価格はどうなるのだろうか?
仮想通貨がマイニングできなくなれば現存する仮想通貨の価格は上がるだろう。
ビットコインは2019年4月2日に謎の急騰があった。
中国が仮想通貨禁止を検討している情報をいち早く知った投資家たちに因るものではないかと疑ってしまう。
ここに来て仮想通貨の値動きが大きくなってきた。
上がったものは下がる。
そして大衆の予想を裏切るのも相場だ。
動きのある相場はトレーダーたちがトレードしたくなる相場だ。
その後、ビットコインの価格は上昇を続けた。
2019年5月15日には90万円に迫るところまで上昇、調整局面に入り下降中。
どこまで下がるのか?
やはり今後も大衆の予想を裏切る値動きとなるのだろうか?