FXの最大レバレッジが10倍になるって話しどうなった?

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早ければ2018年中に最大レバレッジを現在の25倍から10倍に引き下げられるという話しでしたが、「見送り」となりました。

2018年に入り有識者検討会が開催され、その回数は6回にも及びました。

レバレッジは「現状維持」となったのですが「条件付きの見送り」という見解が多いです。

つまりは今後もレバレッジが10倍に下げられる可能性があるということです。

実際、有識者メンバーの間ではレバレッジ強化を望む声のほうが大きかったといいます。

有識者検討会で決まったことは他にもあります。

ストレステストの厳格化を通じた自己資本の拡充

店頭FX業者は年1回、金融先物取引業協会が主導するストレステストを行っています。

このストレステストを年1回から毎営業日行い、ストレステストの基準を厳格化することになります。

ストレステストの結果により健全性が低いと判断されたFX業者はレバレッジ上限の引き下げを求められる可能性があります。

現在利用しているFX業者が健全か気にする必要も出てくるということです。

取引データの報告制度

店頭FXの不透明性に対応することを目的とした制度です。

日々の取引データについて自主規制機関および当局への報告を義務付けることが適当であるということです。

ストレステストと取引データの報告を行うためには店頭FX業者には新たなシステムを構築する必要があります。

また運用コストも新たに発生することになります。

コストが膨らむことによりスプレッドの拡大やサービスの低下が起こる可能性があるため、トレーダーには全く関係のない話しというわけにはいかないでしょう。

未カバーポジションの情報開示

未カバーポジションが多いか少ないかはトレーダーにしたら直接関係のないことではあります。

カバー率の高いFX業者のほうが安心感があるということは事実なので、自分の使っているFX業者が今後も安心して取り引きを続けられるかの目安にはなるでしょう。

ロスカット監視間隔の短縮

ロスカット基準に達したかどうかの監視時間が短縮されれば速やかなロスカット執行が行われ余分な損失を免れることにつながります。

急激な為替変動によりロスカットが遅れ証拠金以上の損失が発生する事態が過去に何度も起こっていますが監視時間の短縮により改善されることでしょう。

顧客の損失を限定する規制

今回「ゼロカット」の導入が見送られました。

為替相場の急変により証拠金以上の損失が発生してもマイナス分は顧客に負わせず、FX業者が負担するというシステムが「ゼロカット」です。

XMなど海外のFX業者のほとんどで導入されているシステムですが日本のFX業者にはありません。

ゼロカットを利用してトレーダーがハイリスクのトレードを行う可能性があるとの懸念により見送られたとのこと。

海外のFX業者では当たり前のシステムなのに日本は遅れているとしか思えません。

2019年もこれまでと変わらないトレードが行えそうです。

今後もレバレッジ規制は強化しないでもらいたいし、日本でもゼロカットシステムを導入して世界基準に近づいてもらいたいものです。

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