ここ数年、為替は安定した動きとなっており、上下どちらに動くのか予想し辛い状況が続いています。
まさに「レンジ相場」、「リピート系」と呼ばれる自動売買システムを利用してトレードしている人は儲かっていることでしょう。
スキャルピングでトレードしている人はエントリーのタイミングの難しい相場なのかもしれません。
逆に、適当にエントリーして仮に相場が予想と逆に動いたとしても少し待てば戻ってくるのでスキャルピングでも勝ちやすい相場なのかもしれません。
「大きく勝つことはできないが、大きく負けることもない」と言ったところでしょうか。
天災は忘れた頃にやって来る
FXでも大変動は忘れた頃にやってきます。
最近の静かすぎる為替レートに油断していると突然大変動が起こるかもしれません。
2016年7月29日、大変動が起こりました。
12時45分のたった1分間で上は105.5円まで上がり、下は102.7円まで下がりました。
pipsでいうと280pipsもの動きがありました。
始値は104.6円、終値は103.3円でした。
この大変動時にポジションを持っていたトレーダーたちはどのような結果になったのでしょうか?
「買い」でポジションを持っていた人は急激に90pipsもの含み益が発生しますがすぐに190pipsもの含み損に落ちました。
指値で決済を入れていたトレーダーは勝ちました。
成り行きで決済しているトレーダーはプラスで決済できたのでしょうか?
多くの成り行きトレーダーは急激な反転で利益を逃し、含み損を抱えてしまいました。
「売り」でポジションを持っていた人は90pipsだとロスカットが執行されました。
その後すぐに反転したのに・・・・。
リスク管理ができている成り行き決済トレーダーは90pipsもの変動に耐え、急激な反転により利益を得ました。
ロスカットされていなければ。
たった1分間で約3円もの変動に対応できるリスク管理ができているトレーダーがどれだけいるのでしょうか?
あの大変動から3年以上経ちました。
なかなか大変動は起こりません。
とても期間の長い「レンジ相場」となり動きが少ないためFXでトレードする人が減ってしまいました。
トレーダーが減少するとFX業者が行っているサービスを維持できなくなります。
日本のFX業者を選ぶ際に重要視されている「極狭スプレッド」はスプレッド差を広げなくてはならなくなります。
ロスカットされなければ損しなかった
そう思ったことはありませんか?
レバレッジを25倍とした場合、10万円の資金で持てるロット数は1ドル=100円時2.5ロット(25,000通貨)です。
しかし2.5ロットの注文を入れると証拠金維持率は100%となり、ポジションを持った瞬間、スプレット差により証拠金維持率は100%を下回ります。
会社によっては証拠金維持率が100%を下回った時点でロスカットが執行されます。
FX業者によってロスカットの基準はバラバラです。
100%~20%と大きな違いがあります。
ロスカットレベルが低い(100%よりも20%)ほうがロスカットされにくいため、いつものロスカットレベル100%ではロスカットが執行され損失になってもロスカットレベルを20%にしたら耐えられることも多々あります。
日本のFX業者の多くがロスカットレベル100%です。
海外のFX業者で人気No.1のXMの場合、ロスカットレベルは20%です。
何といってもハイレバレッジの888倍でトレードできることが人気の理由です。
無料でFX口座を開設することで得られるボーナス「3,000円」でお金を使わずにリアルトレードが体験できます。
まずはXMでトレードしロスカットされにくいことを体験してください。
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