高校を卒業して今の会社に入社し30年、自分なりに頑張って仕事してきたつもりでいる。
給料も安い。
昇給もしない、ボーナスも出ない。
それでも頑張って仕事してきた。
今になってやっと「頑張っても報われなことがある」ということを思い知る。
「今の仕事を頑張って続けていればいつかきっといいことがあるから頑張りな」
親戚のおばちゃんなどは無責任なことを言ってくれたものだ。
我慢して我慢してこの会社で仕事を続けてきて転職するのが難しい年齢になってしまった。
それでも今、転職を決意する。
ずっと転職を考えていたが今回の発端は「Web会議」だった。
自分の会社からは社長と自分が出席することになっていた。
Web会議は午前10時から。
Web会議が始まる10~15分前くらいに社長が席を外した。
トイレにでも行くのかと思っていた。
しかし10時を過ぎWeb会議が始まっても社長は現れず。
社長メインの会議だったため自分は客先からの質問に答えきれず怒らせてしまう始末。
約1時間のWeb会議が終わったのと同時に社長が戻ってきた。
戻ってきて言ったのが「あ、忘れてた。」
間違いなく嘘である。
なぜか買い物に出かけていたと言う。
Web会議をバックレる可能性は少し感じていた。
しかしさすがに社長という地位にいる人がやるとは考えたくなかった。
頭にきた私は社長に言った。
「そういうことをするんですね?」
それに対しての答えは、
「お前には報告義務はないのか!?」
逆ギレである。
Web会議に参加しなかった社長がそれを言う?
これまで何度も会社を辞めようと思って思い留まってきた。
何で思い留まったのだろう?
この「今すぐにでも倒産しそうな会社」にしがみついている理由なんてどこにあるのだろう?
会社が倒産すれば自動的に会社を辞めることができるが、会社が倒産する前に辞めたほうが賢いかもしれない。
まずはしっかりと調べて準備してから実行に移さなければ自分が苦労するだけ。
49歳。
手に職があるわけでもない自分が簡単に再就職できるとは思えない。
それでも転職したほうがいいと考える自分がいる。
このまま続けて神経を削られて精神的に病んでいくか、肉体的にも病んでいくか。
まずはどのタイミングで転職するのが理想的か知ることから始めます。
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